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バー・コード

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人差し指はコードの形の中でルート音を探します。

  • 注:各コードの音は、一番下の太い弦(音程が低い)の弦から上の弦まで記載されています(標準的な6弦のチューニングであるEADGBEで、音程の低い弦から高い弦まで)。
D♭/C♯のバー・コード(左)、オープン・ポジションでは到達しにくいキー(右)

ギタリストは一般的に、高いポジションのコードを発音するためにバー・コードを使います。 標準的なチューニングでは開放音が少ないキー(したがって開放コードのフィンガリングがほとんどない)では、多くのバー・コードが必要になります。 最もよく使われるバー・コードは、ファースト・ポジション(オープン・ポジション)のAとEのフィンガリング・シェイプのバリエーションです。 Eタイプのバー・コードは、Eコード・シェイプ(022100)を上下にバーしたもので、コードを移調します。 例えば、Eコードを1フレット上にバーリングすると、Fコード(133211)になります。

 E AE-------------0---------------5---B-------------0---------------5---G-------------1---------------6---D-------------2---------------7---A-------------2---------------7---E-------------0---------------5---Guitar tablature of an open E chord and an E-shape A barre chord.

ダブル・バーとも呼ばれる「A」タイプのバー・コードは、Aのコード・シェイプ(X02220)を上下に動かしたものです。 Aコードをバーリングするには、人差し指を上5弦に当て、通常は6弦(E)に触れてミュートします。 その後、薬指か小指を2フレット下の2弦(B)、3弦(G)、4弦(D)にバーリングさせるか、1本の指で各弦をバーリングさせます。 例えば、2フレットでバーリングすると、AコードはB(X24442)になります。

 A DE-------------0---------------5---B-------------2---------------7---G-------------2---------------7---D-------------2---------------7---A-------------0---------------5---E---------------------------------Guitar tablature of an open A chord and an A-shape D barre chord.

ダブル・バー・コードでは、ギタリストが最高音を省略することがあります。

マイナー・バー・コードには、メジャー・サードではなくマイナー・サードが含まれています(「E」や「A」の形のバー・コードでは、この音がたまたま「バー以外の」最高音になります)。 例:

 F Fm C CmE--------1--------1--------3-------3-------B--------1--------1--------5-------4-------G--------2--------1--------5-------5-------D--------3--------3--------5-------5-------A--------3--------3--------3-------3-------E--------1--------1------------------------

上記の2つの一般的な形に加えて、バー/ムーバブル・コードは、その形がバーを作るために第1指を自由にし、コードが4フレットの範囲を超えて指を必要としない場合には、どんなコード・フィンガリングでも作ることができます。 例:

 D AE--------2--------5-----B--------3--------2-----G--------2--------2-----D--------4--------2-----A--------5--------4-----E-----------------5-----

上の図は、開放型「C」の形のニ長調と、開放型「G」の形のイ長調です。 上の例では、「C」の形は、開放されたニ長調と、第5ポジションの「A」の形のニ長調に代わるボイシングを提供しています。 基本的な長三和音や短三和音のバリエーションは、棒状のコードを基礎として形成することもできます。

CAGED SystemEdit

CAGEDシステムとは、C、A、G、E、Dというコードの頭文字をとったもので、上記のようにフレットボード上の任意の場所で演奏できるバー・コードを使用するための省略形です。 ギター指導者の中には、フレットボード上のバー・コードとして機能するオープン・コードを生徒に教えるために使用する人もいます。 ナットをフルバーに置き換えれば、C、A、G、E、Dのコード・シェイプを指板上のどこでも使えるようになり、あらゆるキーのメジャー・コードを演奏することができます。

ポピュラー音楽での使用

ハ長調のVII-Iカデンツ。

この音について

Play (help-info)

ポピュラー音楽で先行音の不完全な本格的なカデンツ(VII-I)が使われるのは、バー・コードを2フレット上にスライドさせるのが簡単だからというのが理由のようです。 クラシック音楽では、フェルナンド・ソルはバーリングとシフティングを控えめに使うことを推奨しています。 彼がバー・コードを避ける最大の理由は、より多くの努力が必要だということですが、彼は、いくつかのパッセージを演奏するためには、バー・コードがしばしば最良または唯一の解決策であることを認めています

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