(2020年3月12日更新)
CharityWatchは、どこにでもある衣類回収ボックスで知られるプラネット・エイドに、長年注目してきました。 この慈善団体は、毎年の財務書類で一貫して低い間接費と高いプログラム支出を報告していますが、CharityWatchによる詳細な分析では、プラネット・エイドがどれほど効率的に運営されているかについて、異なるイメージが示されています。
プラネット・エイドは、2018年に支出の85%をプログラムに費やしていると報告しています。 CharityWatchがプラネット・エイドの2018年の納税書と監査済み財務諸表を分析したところ、この慈善団体は経費の25%しかプログラムに費やしていないことがわかりました。
なぜこのような違いがあるのでしょうか?
要するに、プラネット・エイドは寄付された衣類やその他の物品を集めて処理することに関連する費用を、「地球温暖化や気候変動との戦いにおける重要な貢献」を支援するためのリサイクルプログラムの経費と考えているのです。 もしこれらの商品を回収しなければ、それらは埋め立てられてしまうだろうと主張しています。 2018年、プラネット・エイドは、これらの非現金寄付の収集と処理に約2,500万円を費やし、これらの費用をプログラム費用として報告しました。 CharityWatchは、プラネット・エイドの報告に同意せず、これらの費用を資金調達に再配分しています。
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慈善団体が寄付を集めるために発生する費用は、その寄付が現金であろうと、寄付された衣類のような非現金アイテムであろうと、プログラム費用ではなく、資金調達費用です。 もしプラネット・エイドが古着やその他の物品を集めなかったら、ほとんどの物品はきっと他の慈善団体や、物品を売って利益を得ることができる営利企業によって集められるでしょう。
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プラネット・エイドの財務報告の論理に対する最も不利な証拠は、この慈善団体自身によって提供されています。 この慈善団体は、収集した衣類やその他の物品の大部分を貧しい人々に配布せず、物品を販売しています。 2018年、プラネット・エイドはこれらの商品を販売して3,300万ドル以上の収入を得ました。 これは、プラネット・エイドが集めているような中古の衣類や靴、繊維製品を大金を払って購入してくれる買い手の市場が存在することを証明しています。 プラネット・エイドが収集しなければ、何千万ドルもの価値のある品物が埋立地になってしまうと主張するこの慈善団体は、馬鹿げています。
ウォッチアナリストのLaurie Styron氏が、プラネット・エイドの2010年の財務に対するチャリティウォッチの評価について、CBS Los Angelesに語っています
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