婦人科がんの治療によく用いられる子宮摘出術は、女性の子宮、子宮頸部、およびその周辺組織を除去する手術です。 子宮摘出術が治療計画の一部として推奨された場合、何を期待すればよいのか疑問に思うかもしれません。 子宮摘出術の経験は、その手術の種類によって異なります。
子宮摘出術に加えて、両卵巣と両卵管を摘出する両側サルピンゴ・卵管切除術という関連した手術が行われる場合があります。
What to expect
一般的に、がん治療のための子宮摘出術後に期待できることは以下の5つです:
- 子宮摘出術後の最初の24時間は、膣からの出血がありますが、徐々に減少していきます。
- 子宮摘出は大きな手術なので、非常に疲れやすく、その疲れが数週間続くこともあります。
- 数週間は、最初は血の混じった膣分泌物が出ることがありますが、時間の経過とともに徐々に薄くなっていきます。
- 両方の卵巣を摘出した場合、ほてり、寝汗、膣の乾燥などの更年期障害の症状が出ることがあります。
- 喪失感により、気分が落ち込んだり、食欲が落ちたり、集中力が低下したり、睡眠が妨げられたりすることがあります。 このような感情や反応は正常であり、時間の経過とともに減少していきます。 もし、このような症状が続いたり、生活に大きな支障をきたすようであれば、主治医や心理士などのサポートをしてくれる人に相談することをお勧めします。
子宮摘出術からの回復期に、発熱や感染症の兆候、大量の出血(1時間以内にパッドを浸す)、薬に反応しない激しい痛み、吐き気や嘔吐、下痢や便秘、排尿困難、膣からの悪臭などがあれば、直ちに医師の診察を受けてください。
子宮摘出術後の注意点についてさらにご質問がある場合は、Moffitt Cancer Centerの婦人科腫瘍医に予約を申し込むことができます。 1-888-663-3488にお電話いただくか、オンラインで新規患者登録フォームにご記入ください。 ご紹介は必要ありません。