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第4回 COVID-19

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高血圧は、先進国ではサイトが増えてきているサイレント・ディジーズのひとつです。 スペインでは、すでに1,400万人の高血圧患者がいると推定されていますが、14%はそのことを知りません。 血圧を下げる最も簡単で一般的な方法は、薬によるものです。

しかし、これらには副作用があり、最適な治療法を見つけるまでにはかなりの時間がかかるのが普通です。 だからこそ、体と心をリラックスさせるテクニックが強い味方になってくれるのです。 わずか数分で、毎日使用することで、血圧測定値の中で最も高い数値である収縮期血圧を下げることができます。

ハーバード大学医学部付属のマサチューセッツ総合病院ベンソン-ヘンリー心身医学研究所(米国)の研究では、「リラックス反応」と呼ばれるストレス対処法と、減塩(食事の塩分を減らす)、減量、運動などの生活習慣の改善に関する教育が比較されました。

著者らは、リラックス反応グループでより血圧が低下したことを発見しました。 さらに、そのグループの32%のボランティアが、降圧剤をなくして血圧をコントロールし続けることができたのに対し、ライフスタイルグループでは14%でした。

ハーバード大学の医師ハーバート・ベンソンが開発したリラクゼーション反応は、心拍数、血圧、呼吸数、筋肉の緊張を抑える効果があるとされています。

  1. 単語(「one」や「peace」など)、短いフレーズ、文章のいずれかに焦点を当てます。
  2. 足から膝、太もも、お腹、そして首や顔へと徐々に筋肉をほぐしていきます。
  3. 鼻からゆっくりと息を吸い、息を吐きながら言葉やフレーズ、祈りの言葉を静かに自分に繰り返します。
  4. 他の考えが浮かんできても気にせず、自分の言葉やフレーズ、祈りに注意を戻します。
  5. これを10~20分続けます。
  6. 1分ほど静かに座ってから目を開けます。
  7. 1日1~2回、リラックス反応を実践します。

収縮期と拡張期

収縮期血圧とは、心臓が血液を送り出して拍動しているときの血液の圧力のことで、拡張期血圧とは、心臓が拍動の間に休んでいるときの血液の圧力のことです。

正常な血圧とは、収縮期が120未満、拡張期が80未満の場合で、高血圧前の場合は、収縮期が120〜139、拡張期が80〜89、高血圧の場合は、収縮期が140以上、拡張期が90以上となっています。

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