睡眠以外にも、読書や車の運転、インターネットの閲覧など、ほぼすべての活動で視力を使っています。 視力が日常生活で重要な役割を果たしているからこそ、目の健康を守る必要があります。
眼科の予約では、いくつかの基本的な検査を受けることになります。
視力検査
皆さんが眼科に行くときに思い浮かべるのは、この検査ではないでしょうか。 片目ずつ使って、一定の距離に置かれた看板の文字を読みます。
レチノスコピー
眼科の診察を想像するとき、多数のレンズとダイヤルが付いた分厚い機械を覗き込む姿を思い浮かべませんか? その機械はフォロプターと呼ばれ、検眼医はそれを使って網膜検査を行います。
網膜検査によって、検眼医はあなたに最適なレンズ処方を概算することができます。 あなたがフォロプターを覗き込むと、眼科医はあなたの目の前で異なるレンズを反転させます。 あなたは、目の前の目立つ物体に焦点を合わせます(多くの場合、視力検査表の一番上の列にある「E」)。
屈折検査
網膜検査とともに、屈折検査はあなたのメガネの処方を決定します。
検査の間、あなたは一連のレンズペアを見ます。
検査中、あなたは一連のレンズペアを見て、2つのレンズオプションのうちどちらがよりはっきり見えるか、検眼医は繰り返し質問します。 あなたの答えに基づいて、検眼士はあなたの目が近視であるか遠視であるか、あるいは乱視の影響を受けているかを判断します。
角膜検査
この検査は、角膜と呼ばれる目の外側の形状とカーブを測定します。 角膜の形状は、光の認識や反射に影響を与えます。 人によっては、角膜のカーブが急であったり、伸びていたりして、乱視と呼ばれる状態になっています。
ケラトメトリー検査では、特殊な機械を見ます。 眼科医は機械を調整して、あなたの目に合わせます。
周辺視野検査
人は目が直接見ているものに集中する傾向がありますが、視野の両側にあるものも見ることができます。 このような視野を「周辺視野」といいます。
周辺視野の検査にはいくつかの種類があります。
- Automated perimetry(自動視野計)。 特殊な機械を覗き込んで、中央の点に焦点を合わせます。
- Automated perimetry(自動視野計):特殊な機械を覗き込み、中央のスポットに焦点を合わせ、周辺視野に光が見えたらボタンを押します。 スクリーンの中心にあるターゲットに焦点を合わせます。 眼科医は周辺視野の中で物体を動かし、あなたはいつその物体が見え始め、いつその物体が視野から消えたかを示します。 眼科医はあなたの反対側に座り、手をあなたの周辺視野に入れたり出したりします。
それぞれの検査により、検眼士は周辺視野の隙間を特定し、視野の大きさを判断することができます。
眼圧測定
眼圧検査は、目の中の液体が作り出す力や圧力を測定します。
緑内障を検査する機械は、開いた目に向かって素早く空気を送り込みます。
緑内障を検査する機械は、開いている目に向かって素早く空気を送ります。
より正確な測定値を得るために、オプトメトリストが手動で眼圧測定を行うこともあります。 この検査では、眼球に優しく触れる特殊な器具を使って内圧を測定します。
以上、一般的な眼科検査について説明してきましたが、眼科検査は簡単で痛みもないことがお分かりいただけたと思います。 これらの重要な検査を受けられるように、定期的にお近くの眼科医院に通うようにしましょう。 また、検眼士が予約時に追加の検査を行う場合は、その説明を求めてください。