甲状腺機能低下症の症状と徴候は、微妙で非特異的なものであるため、必ずしもはっきりと甲状腺の問題を知らせるものではないかもしれません。 また、患者が甲状腺機能低下症に関する特定の症状に気づかないこともあります。 甲状腺機能低下症の一般的な症状には、疲労、うつ病、軽度の体重増加、耐寒性、眠気、便秘などがあります。 その他の症状としては、髪の毛の乾燥やごわつき、皮膚の乾燥、筋肉のけいれんなどがあります。 血液中のコレステロール値が上昇することもあります。 また、甲状腺機能低下症の患者さんは、痛みや脚のむくみ、集中力の低下などを訴えることがあります。 また、月経障害、脱毛、発汗量の減少、食欲不振、気分の変化、目のかすみ、聴覚障害なども考えられます。
甲状腺機能低下症の原因
米国では、甲状腺機能低下症の最も一般的な原因は橋本甲状腺炎として知られる自己免疫疾患です。 その他の一般的な原因としては、リンパ球性甲状腺炎(甲状腺機能亢進症の後に起こることがあります)、甲状腺破壊(甲状腺機能亢進症の治療として使用される放射性ヨウ素や甲状腺手術によるもの)、下垂体や視床下部の病気などがあります。
関連する症状 & 兆候
その他の甲状腺機能低下症 症状・徴候
- 目のかすみ
- 髪の毛の粗さ
- 耐寒性(寒さに対する感受性の増加)
- 便秘
- 聴力の低下
- 発汗の低下
- 抑うつ
- 髪の毛の乾燥
- 肌の乾燥
- 疲労感
- 物忘れ(記憶力の低下)
- 抜け毛
- 嗄れ声
- 体温の上昇
- 月経の変化
- 気分の変化
- 筋肉の痛み
- 首の痛み
- 目の周りの腫れ
- 眠気
- 心拍数の低下
- 足のむくみ
- 甲状腺肥大
- 集中力の低下
- 体重増加
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甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌量が正常値を下回っている状態のことです。 通常、甲状腺ホルモンの分泌量は…
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