Linux管理者は、ターミナルでの作業にほとんどの時間を費やしますが、ターミナルの代わりにGUIで作業したい人もいます。 デフォルトでは、CentOS 7はミニマムサーバーとしてインストールされ、インストールタイプを変更するにはユーザーの介入が必要です。
GUIをインストールする前に、インターネットからパッケージをダウンロードしないように、ローカルのYumリポジトリを作成してください。
# yum group list
Output:
Loaded plugins: fastestmirrorThere is no installed groups file.Maybe run: yum groups mark convert (see man yum)Loading mirror speeds from cached hostfileAvailable Environment Groups: Minimal Install Compute Node Infrastructure Server File and Print Server Basic Web Server Virtualization Host Server with GUI GNOME Desktop KDE Plasma Workspaces Development and Creative WorkstationAvailable Groups: Compatibility Libraries Console Internet Tools Development Tools Graphical Administration Tools Legacy UNIX Compatibility Scientific Support Security Tools Smart Card Support System Administration Tools System ManagementDone
Step 1: YUMコマンドを使用してGnome GUIパッケージをインストールします。
CentOS 7:
# yum groupinstall "GNOME Desktop" "Graphical Administration Tools"
RHEL 7:
# yum groupinstall "Server with GUI"
Step 2: システム起動時にGUIを有効にします。 CentOS 7 / RHEL 7では、systemdがランレベルの代わりに「targets」を使用します。 ランレベルを変更するための/etc/inittabファイルは使われなくなりました。
# ln -sf /lib/systemd/system/runlevel5.target /etc/systemd/system/default.target
Step 3: マシンを再起動して、サーバーをグラフィカルモードで起動します。
# reboot
License Agreement:
「LICENSE INFORMATION」をクリックして、ライセンスを承認します。
「I accept the license agreement」にチェックを入れて、「Done」をクリックしてください。
「FINISH CONFIGURATION」をクリックして、セットアップを完了します。
ファーストユーザー(ローカルアカウント)や言語の作成など、設定後の作業が必要になる場合があります。
そして、最終的にデスクトップができあがります。
以上で終了です。 これでCentOS 7 / RHEL 7へのGUIのインストールは完了です。