先進合成開口レーダー(ASAR)で取得されたEnvisatの2枚の画像は、イタリアのLatium Provinceとナポリ市とその周辺を示しています。
ティレニア海岸上空で撮影されたEnvisat(IMM)のレーダー画像には、ローマ(大きな明るい部分)とその周辺のLatium州、画像左上には火山湖のAlbanoとNemiが見られるAlban Hillsが写っています。 イタリア中部のラツィオ州(ラティウム州)にあるポンティーネ湿原は、ベッレトリから南東に伸び、テラシナのティレニア海に至るまで、この画像内にすべてが見えています。 面積は約800平方キロメートルで、海とは砂丘で隔てられており、アッピア街道が通っています(ゲータ湾付近の小さな明るい部分)。 ポンツィアーネ島は画像の右下部分(ポンティーネ湿原の南)に見えています。
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このEnvisatのレーダー画像は、イタリア南部の都市で、ナポリ県とカンパニア州の州都であるナポリ(イタリア語ではNapoli、古代ではNeapolis)を示しています。 重要な海港であるナポリは、ティレニア海の入り江であるナポリ湾に面した丘の斜面と麓に位置しています。 街の東側にはヴェスヴィオ火山が見えます。 南側にはナポリ湾に沿ってイスキア島、プロチダ島、カプリ島が見えます。 また、ナポリの東側には、ガエタ湾とカンピ・フレグレイが見えます。
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