キャロブパウダーは確かに栄養価が高いです。 イナゴマメの木とも呼ばれるキャロブの木(Ceratonia siliqua)のさや(種子)から作られています。 聖書にも登場していることから、元々は敬遠されていたのかもしれません。 さやは大きく、でんぷん質を含んでいるので、ローストして微粉末にするのが簡単です。
ココアパウダーと比べると、脂肪分とキロジュールはやや少なく、ビタミンB群は同程度含まれています。
ココアパウダーと比べると、脂肪分やキロジュールは少ないですが、ビタミンB群は同程度含まれています。
キャロブパウダーには、チョコレートに含まれる刺激物のカフェインやテオブロミンも含まれていません(確かに含有量は少ないですが…)。
キャロブの固まり
しかし、キャロブバーやミューズリーバーのコーティングになると、普通のチョコレートと同じくらいの脂肪分、糖分、キロジュールを含んでいることがわかります。
50gのキャロブチョコレートを比較してみましょう。脂肪分は約15g、カロリーは2150キロジュールで、50gのミルクチョコレートと同じです。
チョコレートの脂肪分であるココアバターは飽和度が高いのですが、この脂肪分は血中コレステロールを上昇させないことが多くの研究で示されています。
The Bottom Line:
キャロブのコーティングやバーは、チョコレートと比べて健康面で大きな利点はありません。 むしろ、両者はよく似ています。
キャロブパウダーは、飲み物や料理でカフェインフリーの代用品になりますが、味を見れば違うことがわかります!