Articles

マイボーム腺機能不全

Posted on
MGDの目の症状ヘッダー

マイボーム腺機能不全(MGD)とは何ですか?

目の正常な涙は、油性(脂質)層、水性(房水)層、粘性(粘液)層の3つの層で構成されています。 MGDは、涙の油性層を作る腺の働きが悪くなり、涙の水性層が乾燥してしまう状態です。

マイボーム腺はまぶたの内側にあり、開口部はまぶたの端にあります。 外側の油性層が、涙の水性層の乾燥を防ぎます。 涙腺が詰まると、涙の油性部分が出てこなくなります。 これにより、水性の涙がより早く乾き、その結果、目が乾燥し、痛みを感じることがあります。 通常は深刻な状態ではありませんが、不快感や、時には視界がぼやけることもあります。

MGDはドライアイの原因となります。

MGDは一般的な疾患で、誰もが罹患する可能性があります。

症状

MGDは一般的な疾患で、誰にでも起こる可能性がありますが、50歳を過ぎてから、糖尿病や脂性肌の人に起こりやすく、また、女性に多く見られます。

症状

腺が詰まると、まぶたが痛み、腫れます。 目が乾燥すると、目の中に何かがあるような、かゆみや異物感を感じることがあります。

治療

治療は、温湿布を使って腺から油性の涙を放出させることです。 フェイスクロスかコットンパッドを用意し、熱湯に浸し、目を閉じて、熱い布をまぶたに当てます。 布を再びお湯で濡らし、少なくとも5分間、湿布を貼り続けます。 症状が改善されるまで、毎日繰り返します。 また、「ヒートバッグ」と呼ばれる、この症状に特化した製品を使用することもできます。 これらの袋は熱を伝えやすく、熱い布よりもはるかに効果的です。 お近くの検眼士にご相談ください。 涙腺が再び塞がるのを防ぐために、毎日数分間の治療を続けてください。

温湿布やヒートバッグが効かない場合は、検眼医がさらなる治療を紹介する必要があるかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です